Essay

掃除をするとなぜ気持ちがいいのか

掃除には不思議な力がある。
掃除で気持ちがすっきりする理由は複数あり、1つは「手をつけていない問題が解決する」こと。

脳科学の本で読んだが、人は未解決・手をつけていない問題が視界に何度も入るとストレスを感じるらしい。

ガラクタや洗ってない食器の山を見て「あぁ、やらなきゃ」と、ため息をついた事がある人は多いと思う。

これが解決すると脳がすっきりする。

2つ目が「悪い気がなくなる」ため。

人は生きている間に色々な気の影響を受けている。「気」については後日別の記事に書くが、掃除をして悪い気がなくなり、更にいい気が入ってくるようになると気持ちもすっきりする。

また、ホコリやダニの死骸などが片付いて空気の質が変わることで、吸い込む空気にもいい変化が出るように思う。

3つ目が「仏様に通じる」から。

仏教では「一に掃除、二に勤行、三に学問」という言葉がある通り、まずは掃除をして身の周りをきちんとすることから始める。

「自分が使っているものを自分で片付ける」「後から使う人が困らないようにきれいにする」こうした行いは仏様に通じるものがある。

仏壇でも家の中でも、綺麗にすることが仏様への敬意へとつながる。

私は運気が落ちていた時、掃除を全くしていなかった。それは部屋だけではなく自身の体についてもである。

「物が多い方が落ち着く」「汚れた環境を好む」というのは、運気も関係しているのだと思う。


掃除をするだけで運気が上がる!という、単純なものではないが、気持ちがスッキリすることは確かなのでぜひ実行していただきたい。


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